さらばテレビジョン

kura
さらば、テレビジョン―倉本聡エッセイ集 1975‐’78
「前略おふくろさま」「東芝日曜劇場」の諸作、「大都会~闘いの日々」の脚本で知られる…というより「北の国から」の脚本で知られる倉本聰の70年代末のエッせイ。最近ではどうもCWニコルのような扱いを受けているが、実はかなりハードな物語りが多く、後半の田中絹代死去までの下りはいろいろ身につまされるものがあり何か泣けてきた…この人の作風は、何かを介してしか他人と関係することが出来ない孤独な現代人を、冷徹かつ冷静に見てる視点が多いので、寅さんみたいなハートウオーミングを求めて『駅』とか見に行ったりすると痛い目にあったり(健さん出てるからと幸せの黄色いハンカチみたいなもんと思った人が多かったらしい…実際は何か冷え冷えして淡々としてる&なんとも言えないシチュエーションが多い)する。おお!正に北の国からの怨念が…w 何かこうやってみると『敗北』という言葉に『北』という文字が入るのは必然のような… また、セリフにト書きが多くて一字一句変えない事を強要する脚本家としても知られているので、たぶん信念に基づいてないことは言ってないだろう。何故かUFOとか陰謀論に走りがちな所もあり(ブルークリスマスとか…そういやうちのホンカンもいきなし冒頭はUFO騒ぎだった…)全然ネイチャーでもCWニコルでもないのが如実にわかる。深く追求するとこんなに興味深い人は今の脚本家ではいないような気が…というか自分は如何に70年代のテレビ番組に毒されているのかが良くわかるw 気分は戦中派www
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